販売士の学習内容を社内研修に活用
㈱はるやまチェーンは、北海道内42店舗、東北・関東・北信越を含め計53店舗を展開・運営している紳士服専門チェーンである。
同社営業部部長の佐藤冬樹氏(日本販売士協会登録講師)は、リテールマーケティング(販売士)検定試験の学習内容に関して、例えば、3級の「マーチャンダイジング」科目の「値入、価格設定」、「プライスゾーン(価格帯)」、「プライスライン(価格線)」、「顧客の購買心理過程」、また、「販売・経営管理」科目の「クレームへの対応」、「売場の人間関係」など、各科目に業務上必要な知識が幅広く盛り込まれている点を高く評価する。同氏は、年1~2回、パートを含む全社員(約270名)を対象とする社内研修において、販売士3級の学習内容の一部重要ポイントを教材化して教えている。この研修を契機として、販売士3級に挑戦する社員が出てきており、合格した社員が2級を目指すなど、社員の学習意欲が徐々に向上してきている。
同氏からは、「今後も、社内研修の一環として、販売士3級・2級の内容を繰返し勉強し、資格取得を目指す社員の小集団での試験対策も実施していきたい」との抱負を語っていただいた。
会社概要など
会社名 | 株式会社はるやまチェーン |
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本社所在地 | 〒062-0932 札幌市豊平区平岸2条9丁目3-15 |
代表者 | 代表取締役社長・福田則之 |
従業員数 | 271名(2015年3月現在) |
売上高 | 3,169百万円(2015年3月現在) |
資本金 | 1,000万円 |
設立 | 1972年4月 |
事業内容 | 紳士服・カジュアルウェア等の販売 |
販売士有資格者数 2015年10月現在
1級1名、3級4名(2013年以降の取得者で判明している人数のみ)