茨城県立水戸商業高等学校はこのほど、2年生の「総合的な探究の時間」の授業の一環で、埼玉県で開催している高校生のマーケティング力を競う全国大会「リテールマーケティング・コンテスト(リテコン)」の競技大会形式の特別授業等を実施した。当日は7クラスをZOOMでつなぎ、クラス対抗の形で約280人が参加。日本販売士協会のキャリアアップサポート事業の支援を受け、全国大会で企画・運営を担当した日本大学商学部の岸本徹也教授とゼミ生3人が進行を務めた。コンテスト終了後には、クラスごとに中学生向けのリテールマーケティングの問題作成にもチャレンジ。日頃の学習の成果を生かしつつ、岸本教授と大学生3人からのアドバイス踏まえ、中学生が興味を持てる内容の問題づくりに取り組んだ。授業を担当した同校の大高彰仁教諭は、「大学生との関わりを通して、一度受け入れた知識に疑問を持ち、実践的な知識へと進化させる良い機会となった」とコメント。日大岸本ゼミとの連携した取り組みを今後も継続していく考えを示した。


 詳細は、水戸商業のサイトを参照。