厚生労働省はこのほど、全国の大学生等を対象に4月から実施する令和7年度「アルバイトの労働条件を確かめよう!」キャンペーンの内容等を発表した。期間は、特に多くの新入学生がアルバイトを始める4月1日~7月31日。自らの労働条件の確認を促すことなどを目的に実施しているもので、今年で11回目となる。重点的に呼びかける事項は、「労働条件の明示」「シフト制労働者の適切な雇用管理」「労働時間の適正な把握」「商品の強制的な購入の抑止とその代金の賃金からの控除の禁止」「労働契約の不履行に対してあらかじめ損害賠償額を定めることや労働基準法に違反する減給制裁の禁止」など。都道府県労働局による大学等への出張相談を実施するほか、労働局や労働基準監督署に設置している総合労働相談コーナーに「若者相談コーナー」を設置し、学生からの相談に重点的に対応する。
 詳細は、https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_54645.htmlを参照。