厚生労働省はこのほど、「父親の仕事と育児両立読本~ワーク・ライフ・バランスガイド~」(令和6年度版)を作成、公開した。ガイドは、「わかる育休」「とる育休」「使える子育て書き込みノート」「参考資料」の4部構成。育児休業制度の基礎知識とその活用方法、実際に育児休業を取得するに当たってのポイント等を解説しているほか、妊娠・出産から育児休暇・育児休業のスケジュールに沿って、「いつごろどうするか」「何をすべきか」シミュレーションできる構成となっている。
同ガイドは、子育てに取り組む男性を応援するイクメンプロジェクトのサイトに掲載。厚労省では、企業の経営者、人事労務担当者に対し「これから父親・母親になる、または子育て期の社員へお渡しください」「社員・管理職層に対する研修資料としてもお使いいただけます」と活用を呼び掛けている。
詳細は、https://ikumen-project.mhlw.go.jp/library/download/wlb/を参照。